RE: 農村の青年よ立ち上がれ!
草間章宏
(東京在住)


はじめまして、東京で農業機械を専門とする新聞社で記者をしている草間章宏といいます。
HPを拝見しました。
「農村の後継者問題解消が北海道経済再生につながる」という意見は私も賛成です。何と言っても北海道は1・2・3・4次産業のバランスがとれている地域だと思います。そのバランスが1次産業の低迷でいびつになろうとしています。一次産業からの波及効果は都市部だけでなく農村部の経済効果を生み、土建業等への景気対策よりも均衡を図った対策という意味では効果があるのではないでしょうか。あまりよい例ではないかもしれませんが、帯広の繁華街の飲み屋に行くと、「最近は農家の方が来なくなったので景気が悪い」という話も聞きますし、4年に一度帯広で開催される農業機械の大展示会のチラシには飲み屋の広告が掲載されており、事務局に飲み屋がお願いに来るということもあります。
ですから一次産業の再生こそが北海道再生への最短ルートと考えます。その一次産業は後継者問題が構造的問題としてあります。なぜ嫁が来ないか、の前になぜ後を継がないかということを議論すべきと思います。その理由は経済的な理由が最大だと思います。農産物の価格が安くいくら設備を投資して低コストの農産物を作っても輸入にはかないません。特に北海道の場合は原料供給のための農産物が多く、付加価値をつけるにも成約があります。個人で産直等を行おうとしても距離のハンデがあって難しいのが現状です。最近になって一部産直をやろうとする人も出てきていますが微々たるものです。そのため十勝では野菜の栽培を手がけるようになりました。でも稲作地帯は単作に頼る農家が多いです。農家の経済的な現状打開と情報の交流があってはじめて一次と四次がうまく結びついて効果を発揮するのではないでしょうか。
全世界を見ても農業がうまく成功している国はほとんどありません。アメリカも農家は政府に対して強力な圧力をかけているし、ヨーロッパもそうです。本当ならば地域内で完結する農業が本来的とは思います。
長くなりました。失礼しました。


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