はじめに

まもなく来る高度情報化時代と言われていますが、現実には皆さまが感じられているように、すでに高度情報化時代に入っています。

”モノ”よりも”コト”の時代と言われることがそのことを表しています。

ネットワークの中ではデジタル情報が行き交い、盛んにビジネスが行われています。

しかし、一般には情報化時代が見えていません。
その理由のひとつは、価値ある情報は公開されずに特定の間だけで閉鎖的に活用されており、情報がビジネスに活用されている現実の姿が部外者には見えないためと考えます。

そして、時代は緩やかに変化するため、時代の移り変わりを肌で感じ、変化を読むことは容易なことではありません。

情報が価値を明確に持ち始めた今日、有益な情報は益々地下深く潜りはじめました。

まさに、”情報を制するもの世界を征する時代”が現実のものとなっています。

新しい価値を持った情報を使い、活用するためには、情報リテラシーと言われる情報の活用技術を身につけなければなりません。しかし、簡単に修得できるものではなく、多くの時間と経験が必要なのです。

　情報化を業界のトップを切って実践している御社は、情報化時代で最も大切な感覚を身につけておられます。正に創立４０周年は、２１世紀戦略元年になると思います。

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