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遺伝子組み換え作物緊急講演会
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広がる種子の汚染!!
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〜カナダの生産者 シュマイザーさんに聞く〜
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日 時 7月5日(土) 14:00〜16:30
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場 所 リフレサッポロライラックホール
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| 7月5日 「広がる種子の汚染|カナダの生産者 シュマイザーさんに聞く|」 がリフレサッポロライラックホール(193人参加) で開かれました。 シュマイザー氏の講演に先立ち天笠啓祐氏が遺伝子組み換え作物の国内状況と題して最新の情報を話されました。 日本が世界最大の遺伝子組み換え作物の輸入国である (GM大豆が私たちの食卓に出回る割合が約54%) にもかかわらず消費者の間で遺伝子組み換え食品を食べている実感がない。 消費者が食べたくないと意思表示する中、 国内でGMの研究をしている企業は殆んど無くなっている。 しかし自治体と旧農水省の研究機関が、 GMイネの野外実験を行うなど研究を進めている。 さらにバイオ作物懇話会という団体によるGM大豆 (除草剤耐性) 作付けが、 日本各地の一般圃場で行われている。 花が咲く前に刈り取り土に漉き込むことが条件だが、 花が咲いて収穫されても誰も文句は言えない。 野外での作付け実験は当然環境への影響がある。 そんなリスクをおかしてまで実験しなければならないのか。 私たちの国に遺伝子組み換え作物を作付けしたらどうなるか、 一度植えたらどういう事態が起きてしまうか。 シュマイザー氏の話を聞いてください。 天笠さんは短時間で本当に多くの遺伝子組み換え作物をめぐる状況を話してくださいました。 シュマイザー氏は1947年から妻とともに、 自分の土地にあったナタネの品種改良をして育て続けてきた農家です。 遺伝子組み換え作物が導入されて、 カナダの農業にどの様なことが実際に起こったか。 1998年モンサント社がシュマイザー氏に対して訴訟を起こした。 モンサント社が開発したGMナタネの種子を使用する権利を持たずに自分の畑に植えて、 特許権を侵害したというのだ。 これは見方を変えると純粋な種がモンサントのGMナタネによって汚染されたということで、 二週間余の公判の後、 農家の人たちにとって重要な判決が下された。 モンサント社の種がどんな方法で畑に入ってきたかは問題ではない。 畑にGM作物が在るという事実が問題とされる。 1998年シュマイザーさんが育てたナタネもその利益もすべてモンサント社のものになった。 特許権がすべての農家がもつ権利より優先される。 モンサント社の契約書は農家が持っている権利をすべて奪う。 自分の種を使ってはいけない。 毎年モンサント社から種を買わなければならない。 農薬もモンサント社からのみ買わなければならない。 以上の契約を守らなかったとき、 モンサント社があなたに対して何をしたかを近所の人や報道の人に話してはならない。 毎年1haあたり40ドルの特許技術の使用料をモンサント社に支払わなければならない。 あなたの農場や畑、 穀物の貯蔵施設に、 たとえ一年の契約であってもそのあと三年間モンサントポリスが来て調べることを許可するというサインをしなければならない。 ナタネを育てている農家だけが被害者ではない。 それはナタネがアブラナ科でアブラナ科の他の作物と交配するから、 ラディッシュ、 かぶ、 カリフラワーなどもこの遺伝子組み換えによって汚染されている。 養蜂家にも被害は及んでいる。 今カナダでは蜂蜜自体が遺伝子組み換えによって汚染されて他の国へ売れなくなっている。 重要なことは共存できない事だ。 遺伝子組み換え作物の遺伝子はとても優勢なので、 作り始めて3・4年ですべてのものが遺伝子組み換えで汚染されてしまう。 カナダではナタネと大豆は有機栽培ができなくなった。 純粋な種を失うことは植物の多様性も失うことになる。 自分の種を使って農業をする権利が奪われる。 新しいスーパー雑草ができ、 もっと強い毒性のある農薬を使うことになる。 毎年種と農薬を買い、 特許権の使用料も払わなければならないから農家の出費は増大する。 カナダの農民が経験したように皆さんも選択していく、 その自由が奪われる。 多くの国で種を提供している者が食料も支配しているということが起こっている。 遺伝子組み換え作物が作付けされてカナダでどんなことが起こったかを今知った日本の皆さんは選択することができる。 シュマイザー氏は農家の権利に対して強い思いを持っていて、 その権利を守るために戦って行きたいと話されました。 会場全体が耳になったかの様に皆熱心に聞き入りました。 会場からの質問・意見も多く寄せられ関心の高さが伺えました。 Q シュマイザー氏の今回の裁判でカナダのほかの人たちは? A 有機農家の人たちがモンサント社に対して被害を受けたということで裁判を始めた。 国の小麦商組合が農家の権利を守るために、 モンサント社に対立していく姿勢を示している。 モンサント社が北米で五百五十の農家に対して訴訟を起こしているが、 シュマイザー氏の最高裁での判決を待っている。 Q スーパー雑草がありえないと聞いたことがあるが? A 現実にGMナタネが雑草となっているし、 いろいろな企業のGMナタネがあって、 その組み換え遺伝子をあわせ持って雑草化したものもあり、 それを枯らせる農薬となるとさらに複雑だ。 Q 遺伝子組み換え作物の組み換えられた遺伝子が優位であるのはなぜか? A 遺伝子組み換えでは、 組み換えられた遺伝子の働きを強めるように作られている。 だから優勢なのだ。 消費者からの意見 「シュマイザーさん頑張って下さい。 私たちの国もそうならないようにカナダの例を参考にします。」 生産者から 「圧倒的な権力で世界を支配しようとする大企業の横暴に強い怒りを感じます。 世界中がそれらの絶対的にみえる力に今NOと言わなければ取り返しのつかなくなってしまうと感じました。」 (報告 泉屋 めぐみ) |
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| 主 催 シュマイザーさんを呼ぶ会実行委員会 (生活クラブ生活協同組合、ポラン広場北海道、 北海道有機農業協同組合、北海道食の自給ネットワーク) |
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| 協 賛 JAきたそらち、NPO法人北海道有機認証協会、 サツラク農業協同組合、厚田ビッグファミリー、 マル美エンドウフーズ(株)、市民ネットワーク北海道、 (株)K&K、(株)オーガニック・マーケット・北海道、 八百屋 夢屋、北海道有機農業研究会、北海道合鴨水稲会、 MOA北海道販売、NPO法人MOA自然農法文化事業団北海道会議 |
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| 講 師 パーシー・シュマイザーさん(71才) カナダ・サスカチュワン州の農民パーシー・シュマイザーさんは半世紀にわたって種子を自家採取し、農業を営んできました。しかし周囲の畑に遺伝子組み換え作物が植えられたため、シュマイザーさんの畑も種子汚染の被害を受けました。その上、モンサント社(本社・米国)から、同社が開発した遺伝子組み換えナタネを勝手に栽培したという理由の「特許権侵害」で訴えられたのです。「隣の畑から組み換えナタネの花粉や種子が飛んできた」というシュマイザーさんの主張は聞き入れられず控訴審も敗訴。シュマイザーさんは損害賠償金、裁判費用など約2000万円という莫大な負担をしいられています。 遺伝子組み換え作物は、安全性、環境への汚染、巨大企業の種子独占など多くの問題点を抱えていますが、ここに来てまたひとつ大きな問題がクローズアップされました。日本国内で遺伝子組み換え作物が栽培されるようになると、シュマイザーさんのような事件は、国内のどの生産者の身にも起こりうるのです。しかも一度広がった種子の汚染は、人間の手では止めることができません。 農業は私たちの命を育む生命産業であり、北海道の基幹産業です。今回来日されるシュマイザーさんの講演をひとりでも多くの人に聞いてもらい、是非考えてもらいたいと思います。 |
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