ビジネスにインターネット戦略を

インターネットは本当に普及するのでしょうか?
本当にビジネスになるのでしょうか?
答は「YES」です。
インターネットは歴史の必然性から生まれてきました。
それゆえに、社会の中核をなしていくと考えます。

※資料「歴史と社会と価値観」を参照ください

原始情報交換・・・1対1
通信手段を持たない時代のコミュニケーション

私たち人間の社会生活は「情報」によって成り立っているといえます。
通信手段を持たず、1対1の物々交換の場合には、情報も1対1の情報交換が行われていました。

近代情報発信・・・1対多
マスコミュニケーションによる一方向のみの情報伝達

社会が大きくなりはじめたとき、一つの情報を大勢に伝える「1対多」のマスコミが発展し、今日まで続いてきました。
この情報システムの中での個人は、与えられた情報の中から選択する自由しかありませんでしたし、情報発信の利権は一ヶ所に集中していました。
そのため、社会全体をコントロールする力を持ち、社会の発展に寄与すると共に、多くの流行や社会現象を起こしてきました。

未来情報流通・・・多対多
行政、企画、報道、市民が同じ条件で、情報の発信、受信ができる。
重要なのは、情報コンテンツ(内容)
主要メディアは、マルチメディア「何時でも、何処でも、みんなにわかりやすく、簡単に伝える情報」

インターネットの出現で人間は心身ともに自由を得たといえます。
本来、コミュニケーションは相互に対等に通信することで可能になるものです。
人間の機能として「話す口」と「聞く耳」があるように、情報システムの中にも同じシステムが必要不可欠なのです。
これらの機能をもったインターネットが誰でも自由に使える時代になって、情報社会は大きく飛躍しようとしています。
マスコミができて、経済が大きく発展した以上の社会変化がインターネットによって起きようとしています。
その第一が「個々の価値革命」と言われています。
いままでは、マスコミによって価値観の方向づけがされてきましたが、個人がマスコミと同じような情報発信機能を持ったことで、自分の価値観を発表し、仲間と集うことができるようになりました。
発言、発想の自由を得た行動は、当初はオピニオンリーダー達によって行われ、まもなく社会全体に広がることは間違いないでしょう。

このような人間観の変化は、ビジネスの世界をも変えていくでしょう。
「1対1」であり「1対多」であり「多対1」でもあるマルチコミュニケーションを営業システムに取り組まなければ、時代に対応することで「インターネットドリーム」を実現することも可能です。
ぜひ、ビジネスにインターネット戦略を取り入れてください。

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